私の役目

またお母さんが情けないことを朝からするので、悲しくなり、夕方下の妹にラインをした。が返事がない。返事くれないと悲しいな、と思って、遅くなってもいいから返事ちょうだいね。とションボリした顔文字と共に送った。すると、すぐ返信が。『38度ある。インフルかも。』ハッとした。3人子どもがいる状態で、インフル。旦那さんは仕事。大変だ。この前facetimeをしたばかりだが、4歳から0歳の子が3人いるというのは、すごかった。リビングが保育園のよう。ヤンチャなHちゃんは妹の上に乗り、したい放題。お姉ちゃんのみどちゃんも、思いやりがあるとはいえ、所詮は4歳の幼児。とてもうるさい。1時間しゃべっただけでグッタリした。画面越しでさえ。それを一人で見て熱があっても休めない。やっぱり、お母さんて大変だ…。こっちのお母さんのことまで考える余裕なんてあるはずない。具合が悪いときなら尚更。それで背筋が少し伸びた。私もいろいろ辛いとはいえ、やらないといけない仕事があるわけではない。自分の部屋があり、ごはんは作らずとも出る。疲れたらベッドで休める。最近の薬騒ぎのあたりで私はもう、兄弟みんなに、父母は発達障害だ、と言いまくった。そうしないと耐えられなかった。抱えきれなかった。死のうとしたくなるくらい辛かった。とカミングアウト?した。それで少しは楽になった気がする。もう男兄弟にも言った。包み隠さず。味方を一人でも増やしたかったから。同情して欲しかったから。そうしたら思いがけず下の弟が去年の事件のことを深く謝ってくれた。それは意外だった。でも、それでなにかこころの何かが、取れたような気がする。父母が変わったわけではない。けど、私はなにか少しは変われたのかな。誰もわかってくれない。言っても仕方がない。と思っていたけど、死ぬほど辛い思いをして、何かが吹っ切れたのかもしれない。私の役目は父母のフォローをすることなのかもしれない。それが私にできる仕事なのかもしれない。という気持ちがふつふつと沸いてきた。お母さんは発言が本当にあやしい。本当にそれが増えた。それを私がフォローして支えてあげればいいのかもしれない。なんとなく、思った。兄弟のみんなは子育てや仕事をしている。私には到底できないこと。だったら、私にはなにができるんだろう。家のこと?たぶん、そうなんだろう。逃げずにまたコツコツ今まで通りにしていたらいいのかもしれない。年金がもしもらえるならアパートを借りようかと真剣に悩んでいた。自立することは大事だ。でもそれをするのが今なのか。あともう少し先なのか。もう少しじっくり考えたい。