甥姪のアルバム作り

何ヵ月かおきに、甥っ子姪っ子の写真をプリントアウトして、アルバムを作っている。作りはじめてから、だいぶんたつなあ。5年くらいか。アルバムも3冊目だ。なんでわざわざ紙にプリントするのかは、やはり私や父母が古い人間だからかもしれない。昔はプリントしてはじめて写真を見ることができたし、アルバムに貼るのが普通だった。今はスマホiPadで見られるし、それをパソコンにも保存してはいるけど、やっぱり、紙で手に取って見られる写真が好きだ。アルバムにはると尚よい。しかも、けっこう重たいやつ。ポケットにいれるやつじゃなくて、ベタベタの硬い台紙に貼るタイプの。あれがいい。雰囲気がある。時系列にそって、できるだけみんな平等に、甥姪の写真を貼っていく。それは私の仕事だ。これがとっても楽しい。アルバムとは別に、写真立ても一人ずつある。プリントしたものの中から、まず写真立て用のを選ぶ。それから、アルバムに入れるものを厳選するのだ。これがなかなか難しい。何故なら全部、かわいいから。ほんとは全部貼りたいところだが、アルバムに貼るには上限がある。全部貼っていては、すぐにいっぱいになってしまう。孫10人、あとうちの犬とか父母のものも少しは入れる。すると、やはり絞らないといけない。でも、いろんなバージョンの写真を選ぶのは本当にとても楽しい作業。かわいい写真に癒されながら、笑顔の作業である。うまく編集(?)できたらとても嬉しい。そして、遊びに来てくれた甥姪がそのアルバムを見てくれるとさらに嬉しい。子どもはアルバムを見るのが好きだ。まだみんな小さい子が多いので、自分や自分の兄弟姉妹を見つけると喜ぶのだ。そんな姿がとても可愛い。頑張って作った甲斐がある。だから本当に、とてもいい写真を、みんなが笑うような写真をチョイスするのに神経を砕いている。まあ、どれでもあまり変わらないかもしれないけど。一つだけ、うちわウケみたいにならないようにしようと気を付けている。誰かは大笑い、でもほかの家族が見たらポカーン、じゃあね。そこは気を付けるようにはしている。とにかく、嬉しい、楽しい仕事。

この春休みも誰かは来るかな?と思っていたが、コロナのおかげで誰も帰って来ないだろう。しかたがない。夏になるまで子どもたちのリアクションはお預け。でもアルバム、特に写真立ては季節ごとに新装している。ただ、楽しいから。子どもたちの成長が嬉しいから。本当に子ども、甥姪の成長は私にとっては唯一といっていいほどの生きる希望だ。過言ではない。