眼科に行って

一昨日眼科に行った。疲れ目がかなりなひどくて辛くて、たまに痛みがあったり、視界に黒いものが見えたような気がしたり。ちょっと不安で、近くの眼科へ。ガラガラだった。初めて来たから、いつもこうなのかは知らないが。

私はいわゆるガチャ目だ。左右差があるのだ。右目はいい。左は完全なる近視。ながいことそれに付き合っている。今となっては、どこもかしこも疲れやすい自分というのは受け入れて理解しているが、身体を壊した当初は、原因を考えることばかりしていて、目が疲れやすい。というのは大きな要因の一つ、と考えた。それでコンタクトを試したりしたが、異物が目に入るというのが受け付けず、断念し、メガネを作って、どのくらい度をいれるか、いつもかけるのか、どういうときだけかけるのか、どうするのが自然か、辛くないか。試行錯誤した。本当にかなりの間、続いた。結局、左に少し度を入れ、右も、ほぼない、くらいだが、ほんの少~し入ってる、というようなメガネに落ち着いた。しかも、いつもかけると気持ち悪い。文章を読むときだけかける。に決定した。それでも、やっぱり読む、見る、書くばかりをしているとものすごく疲れる。今回のコロナ自粛のときなんてそれのみと言っていいほど、読み、見る、描き、とデスクワークではないけど、そんな感じの生活をしていたので、やはり目に、来た。目を開けられないほど辛くて、なんかの病気か?と思うほどだった。眼科へ行き視力検査、いろいろしてから、診察。診察室に入ると、なかなか迫力あるおばちゃん先生だ。声がデカイ。よろしくお願いします、のあいさつもそこそこに、「視力差ね!!」と口火を切られ、怒涛のマシンガントークだ。ベラベラと一方的に視力差のメガネの合わせる際の話、コンタクトの話、といろいろしていて、あなた、まだ今は4○才だからいいけど、老眼が来たら大変よー!とおっしゃられたので、「それは調整が大変だろうなと覚悟してます…。」としょんぼり返したら、看護師さんの事前の聞き取りから知らされていた、私が精神科通いを現在も続けているという情報を考慮してか、突然ポジティブになり、「あなたの目はラッキーな目なのよ‼️」と連呼し出した。今も、老眼になっても、両方の目の視力が違うから、メガネ要らずなのよ。今は右で見える。老眼になったら、左で見えるのよ。いい目よ。私の目は…。とか、落ち込む必要ないわよ❗ラッキーな目なんだから!!と励ましまくり。あ、そうですか…。と、なんだかヘンなテンションで診察室を後にした。よくわからないけど、一応暗い中でピカッと光を目にあてて見たりしてたので、目の病気とかではないのだろう。涙の成分の目薬をくれただけ。あとは、なんだか励ましてもらっただけ。の拍子抜けの診察だった。

なんだったんだろう。という不思議な感じで家に帰った。しばらくして、気持ちがとても軽くなっていることに気づいた。あー私、なんか元気になってる。嬉しかったんだぁ…。と実感がわいてきた。目のことに関してだけだけど、あなたはそのままでいいのよ!って、他人のおばさんが言ってくれた。たぶん、励ましてくれたんだ。。そう思うとなぜかすごく嬉しくなって、泣けてきた。部屋で一人でおいおいと、涙がたくさん出た。そのままでいい…。その言葉。今なんかあせってるし、孤独感もあるし、将来不安だらけ。辛いんだよね、本当に。そんなときに思わぬところで完全なる他人が、力強く私のことを肯定してくれた。それだけで泣くほど嬉しかったんです。目はまだ疲れやすいけど、ぼちぼち回復してくると、いいなあ。これからも、こういう人に出会えたらそれこそラッキーだよね。人生捨てたもんじゃないかもって思いたいよ。