やっぱりお父さんは認知症

やっぱりお父さん認知症だった。はっきり診断された。わかっていたとはいえやっぱ結構ショックだ。言われると。本当に確信してたけど。やっぱり…。それに、悲しい事実が判明した。2年ちょっと前にその病院で認知症検査を受けたとき、すでに兆候があり、薬も出されていた。そして半年後にまたくるようにと言われていたらしい。そんなの初耳だった。ていうか本人が言っていたのと違う。あのときお父さんは、『あなたみたいなきっちりした人が認知症のわけありません、って言われたよ。問題なし。』と自信たっぷりに言ってた。それは信じ難かったけど。その医者怪しいな。って思ってたけど。まさか、全く違うように言っていたなんて。すごくショック。その頃からもうやばかったのか、それかやっぱりお父さんの言葉の意味を読み取る能力が低くて、ちゃんと先生の言ってることを理解してなかったのか。どちらかだろうけど。。その時治療を始めていれば、ここまで進まなかったでしょう、という話。あああ〜〜。せっかく行ったのに。あの時、不安だったから行ってもらったのに…。そして診断もついてたなんて。はあ〜〜。悲しい。その辺りも含めてお父さんだから仕方ないけど。とにかく今日薬をもらってきて、今日から飲み始めるらしいから、これから進行がゆっくりになるように、気をつけて接して、あとは神様にお祈りするしかないな。ほんと、もうそれしかない。でも私はそうなったからと言って突然またお父さんと話せるわけじゃないから、お母さんを、支える。それが私のすること。これまでと一緒だ。幸い薬を飲むのに抵抗があるわけじゃないみたいだし。癇癪を起こしたりしてない。それはよかった。これからも特に生活が変わるわけじゃない。だけど、気をつけて、出来ることをしていこう。とにかく私はお母さんをバックアップする。お母さんに倒れられでもしたら、もうどうしようもない。だから、頑張る。