グループホームに入るには

グループホームに入るには、様々な手続きや面談、面倒な手順を踏んで用意していくことが沢山ある。一月末にもう絶対入る!と決めてからは、ちょくちょくと手続きの用事が入っているんだけど、体調がものすごく不安定なのでなかなかこなせなくて、進み方がとてもゆっくり。まず相談支援員さんを決めて面談。そこから、自分で入りたいホームをネットで調べてメールで空き確認、見学、となるのだけど。まず始めの相談員さんがハズレだった。全然こちらの事情などを聞いてくれず、ホームに行ったら作業所はどうしますか。みたいな先のことばかり言う人だったので、私の今の状況を聞いてくれない人とこれから付き合っていくのは無理だ。と思って断った。それからまた相談支援員さんを探し直して。その間にホームの見学に行ければ良かったけど、私はもうここのところ日中ずっと寝たり起きたり、のコンディション。パジャマから部屋着になるのもしんどいほどだ。だから見学にも行けず。仕方ないのでとりあえず代わりに母に下見に行ってもらった。それで、こんな雰囲気だったよ、とかの情報は得られた。そして2つ行ったうち、どっちがいいかなと考えながら、体力の回復を待っている。ところだ。そのうち自身で行って、体験もしないと。そして決める。あと、市役所にも行かないといけない。障害者区分というのをしてもらうためだ。そういう調子よければ、トントンと出来るような行動も、今は弱りまくってるから、なかなかできずにいる。仕方がない。本当に。でも少しずつは進んでるんだし。と思って自分を励ます。希望があるのはグループホーム、自分でネットで探して、なんか良さそう。と思ったところを下見に行ってもらったけど、どちらもとても良かった、と言っていたことだ。母の感想は。ニコニコして帰ってきた。片方の方は民家をリフォームした、アットホームな感じ。そしてもう片方はしっかりとした施設。という印象だったようだ。母としては立派な施設の方に入って欲しいと思っているみたい。でも私はアットホームな方がいいな、と思ってる。そっちが女性専用棟だからというのも大いにある。やっぱね、パジャマとかを男の人にあまり見られたりとかしたくないよね。施設タイプの方は男女混合なんだ。やっぱ…抵抗あるよね。作業所なら問題ないけど。住居だからね。入院みたく限られた期間というわけではないから。そこはまたしばらくしたら実家に帰ってきても…。とかも母は考えているみたいだけど、ちょっと今はそんなことは考えたくない。もう疲れまくって家を出ると決めたんだし。お父さんの認知症がこの先進まないわけもない。お母さんも歳とってきて、本当に私のフォローが追いつかない。最近調べてもらったけど、母は認知症では全くなかった。もしや認知症じゃあるまいか?と私が疑うほど母の最近のミスはものすごく多かったのだ。それで疲れ果てたという面がすごくある。でもよかった。認知症ではなかったので少し安心して家を出られる。ここのところミスや物忘れで、私はびっくりさせられたり、お母さんまで認知症なのか?と不安すぎて、もうものすごく辛かった。でも病院に行ったら、認知症はなく、脳性疲労、ということだった。本当にこの事実でホッとして、少しだけ気持ちに余裕ができた。疲れてるだけだ。って。なのでもう母には父一人に専念してもらおう、と思う。そうすれば父の相手は変わらなくとも、家事はうんと減るはず。帰省してくる兄弟たちも、それぞれで父母を見守ってもらおうという、そういう風にしよう。と私は決めたのだ。私も兄弟の一人として、離れたところから父母を見守るんだ。それくらいじゃないと私がもたない。家と距離を置くことで、もっと余裕を持って父母と付き合っていければなと思う。とにかく、今はもう少し頑張って家を出る手続きをやり通すこと。それだけだ。