将来を考える

もう40代も半ばに差しかかってきたが、将来のことを最近考える。それはいろいろパターンがある。それははっきり言い切ってしまうと、病気で終わる場合と治って余生を過ごす場合の2パターンだ。

治ったらパターンを考え始めたのは良い兆候だと思う。もしかして。という気持ちが生まれ始めているからだ。いっぽうでもちろん病気のまま生涯を終わる。というのももちろんずーっと考えている。しかし、これは考えた所であまり計画は立てられない。その場その場で状況に合わせて最適と思われる選択をしていくしかないのだ。誰かに頼りながら。これはもちろん嬉しくはないが、あまり不安に思わないように心がけている。なんとかなるさ、と。しかし、もし良くなって就労可能になったなら…。こうなった場合自分で自分の生活を考えていかないといけない。嬉しいやら不安やらだ。これまで20年近く実家で生活をしてきて、今から社会復帰するというのは…。まあハンデもありすぎるし、完璧な自立は無理だろうと思っているので、親が生きてくれているうちは親に頼りつつできる仕事をして行くのだろう、となんとなく考える。

そこでやっぱり考えるのはなんの仕事をするのか、ということだ。いろいろやりたい仕事はあるが、やれるか、は全くわからない。どのくらいまで回復できるか、にもよる。前と同じように頑張りすぎて体を壊しては元も子もないので、絶対大丈夫な範囲でやらなくては。でも、できればやりたいと思う仕事をしたいよなー。とか思う。ここでまた、しかしだ。普通に生きてる人、健常者の人の中でも、やりたい仕事ができている人がどのくらいいるだろうか。とか考える。今は少し病気の人と普通の人の間くらいなところに立っている気がしている。こんな仕事したいな、あんな仕事したいな、と思うが、何ができるのか。どのくらいまで働けるのか。と最近よく考える。かなり前は社会復帰なんて夢のまた夢だったので、その頃の仕事したいな、は妄想の世界だった。一応本気で夢見ていたが、夢!という感じで。子供が好きだから、保育士さん。とか、人材が少ないから、介護士さん。とか。。治ったらねー。と幸せに妄想していた。でも今は、その二つどちらも自分には出来ないと分かっている。どちらもハードな仕事。私には務まらない。作業所は別としても、もう少し楽(楽な仕事なんてあるのかわからないが)なのじゃないと出来ないだろう。すると私の得意分野の仕事、とかかな。専門性を発揮したいなら大学の頃の専門知識を使う職か…。とか。でも、うーーん。難しいなあ。。でもとりあえず、もし外で働けるようになったら、まずはスーパーとかでバイト。と思ってはいる。スーパーを楽とか思ってないが、昔バイトをしていたこともあるので、体力が戻れば、なんとか出来るだろう。と思っているのだ。ていうかもしスーパーでも、そこで働けるんならもうそれで十分じゃないか。と思う。今ゼロなんだから。前より良くなったとはいえ、まだ作業所も行ってないよ私。思い切り狸の皮算用やってるわ。笑 とりあえず働ける前にできるようになることは、一人で外出できるようになることじゃん。ホント、現実、足元を見なさいだね。習い事に行けるようになる、っていうのもまだクリアできてないじゃん。気が早すぎだ、私。そうだね、まずはお母さんと一緒に市の文化講座の絵の教室に行けるようになることだ、一番最初の目標。それだ。絵を必ず夜中じゃないと描けなかったのが、最近はよく昼間に描けるようになってきたんだ。だからこのままの調子で、絵の教室にたどり着けるように。がんばろう。夢を持つのは大いに結構だけど、段階を踏んでひとつずつクリアしていかないとね。焦らず。確実に回復はしてるんだから、マイペースに行こう。うん。