圧倒的な才能

せいや霜降りでM1優勝するちょっとまえに、すべらない話に出ていたときにした話が印象的でずっと忘れられずにいる。若いころ(今も若いけど)、風俗か何かへ行き、そこの女王様みたいな人に、『圧倒的。圧倒的。』とひたすら言われた、っていう話をしてMVSをとったことがあった。せいやってそのとき知らなかったけど、この人おかしい。(変人)って強烈に思った。それから圧倒的というワードを見るとせいやを思い出してしまう…

ちょっとアホらしい前置きをしてしまったが、それはさておき、今回私の身の回りでまさに圧倒的というものを見た。下の妹の長女のMちゃんだ。

まさに圧倒的な才能。と感じた。彼女は今6歳で幼稚園の年長さんなのだが、3歳くらいから、この子は大物になる。と思っていた。頭も良いのだが、私が注目してしまうのはアートな才能だ。2歳か3歳のころ、うちの洗面所にあった洗濯バサミとハンガーで何やら現代アートのようなものを無心に作っていた時も、只者じゃない感が満載だった。また、彼女の自宅でブロック遊びで作り出される家や動物、その他の実際存在するかもさだかでない名の付かない物たちも、その完成レベルは高かった。ある時はそのブロックで、タイトルが『うみ』という、しかし、どういう風に海なのか、わからない。しかし、何故かその形がとても魅力的な、不思議な作品を作っていた。本当にそれらは彼女の才能の凄さを充分に証明していた。とにかくMちゃんはすごいのだ。その人間性も一目置かれるものであるし、私はその豊かな感性と創造力のとりこだ。ファンなのだ。甥っ子姪っ子全員とても可愛く、大好きだが彼女のことはちょっと尊敬しているので、笑 彼女の絵は(自分で描いたやつ)、自室の壁に貼ってある。新作が出るたびに交換している。まるでポスター。ファンを地でいっている。笑

ポテンシャルという面では、昔から圧倒的にかなわない。と悟っていたが、表面的にはまだ幼児なので、まだ、とりあえずの小手先では私の方が、上手にできているところがあるかな。って最近まで思っていた。それでも小学校低学年で抜かされるだろう。って思っていたけど。しかし、もっと早かった。今日見た絵。もう…。すごかった。作家さんの絵かな。って思わせるようなの雰囲気のある、ファンタジックな、素敵な絵だった。それはもちろん、細かなタッチなどは少し子どもな感じもあるには違いないが、雰囲気で圧倒された。本人は動画で、もじもじしながら、これは、にじなの。これは、ぜんぶ家なの…。とか言っている。その光景は可能性という名の光で輝いていた。とてもかなわない。と思った。本当に心からそう思った。6歳の幼稚園児に完敗したと感じた。正直悔しかった。でも嬉しさもあった。それにだって、わかっていた。こうなるということは。思っていたよりちょっと早かっただけだ。

今までの私の人生は、範囲も狭ければ、元気で社会参加できていた期間も短いけどその中でも、とても才能豊かで、自分よりもずっと上で、っていう人、何人もいた。でも他人のことはあまり悔しがったり妬んだりとか、なかった。自分は自分、と思って満足していた。だが、、姪っ子。しかも幼児。こんなに他人の才能に衝撃を受けたことはなかった。身内だからかな?うんと年下だから?わからないけど、嬉しさと期待。それに悔しさで胸がいっぱいだ。でも、やっぱり嬉しさと期待の方が断然大きい。これから、本当に楽しみだ。でも妹や本人にはそこまで言わないようにしなければ。あんまり私が盛り上がりすぎてはおかしい。伯母として、嬉しく楽しく見守っていけばいいんだ。いや、見させて頂く、だろうか。笑

今までもそうだったけど。マジでファンになった…。笑