虫を飼う姪

最近MちゃんとHちゃん姉妹はアゲハの幼虫を飼っているんだって。東海地方のあまり都会ではない県に住んでいるけど、ここよりなかなか自然豊かなところのようだ。2人とも幼稚園児だけど、その幼稚園はみんな自分でとった自慢の虫を園に持ってくるんだそう。この前まで2人はダンゴムシを飼って、育てて幼稚園に持っていっていた。と聞いた。ダンゴムシってさ。飼うかな、あれ。だいぶんウケた。それから少しして庭でアゲハの幼虫見つけたらしくて、今度はその幼虫をペットボトルで虫カゴ風にして飼っている。虫が好きなんだね。良いことだわ。その幼虫には名前をつけていて、あおりんとぴんちゃんだって。なんか子供のつける名前ってなんでこんなに可愛いのか。大人にはこの名付けは無理だなあ。最近Mちゃん一家はコロナでずっと実家に(この家)帰ってないのでよくフェイタイムもするけど、Mちゃんは私の母、つまりおばあちゃんと文通もしているらしい。5歳だけど、なんとか読める字を書いてある。今日来た手紙にその幼虫のことが書いてあった。あおりんはいつのまにかみどりになっていました。でもぴんちゃんはまだとりのふんみたいです。だって。笑 なにそれ。あおりんがお気に入りなのか。ただ単にあおりんが先にみどり色になっただけで、ただぴんちゃんが鳥のフンの色って、ただ真実を述べてるだけかもしんない。にしても、面白いなあ。フェイスタイムでもその話が最近多くて、この前は先にお別れするのはあおりん。って言ってた。チョウチョになったらお別れだからね。そういうのも先にチョウチョになるのは、じゃなくて先にお別れするのは、って言うところがなんか好き。ちょっと詩的だよね。背中が割れて出てくるんだよって言ってた。よく知ってるなあ。感心。とにかくMちゃんHちゃん姉妹はおばあちゃんちに行かなくとも充実した夏休みを送っているっぽい。よかったよかった。