鬼太郎

この前とても久しぶりに図書館に足を運んだら、ゲゲゲの鬼太郎があり、迷わず借りてしまった。前は目に入っても、借りない。という選択をしてきたのだが、この2ヶ月ほどで私は水木しげるに魅せられてしまったので、当然スルーできるはずもなく、おお!!と心の中で雄叫びをあげ、そこにあった2冊ともゲットした。

やはり、面白かった。。まだ一部しか読んでいないのだが、やはり。面白いに違いない。とは思っていたが、やはりだ。名作、傑作だ。妖怪に全然興味はなかったのに、『妖怪のこと、もっと知りたい!』とまで思えるくらい面白い。あんなに何度もアニメ化されて、ウエンツが鬼太郎になるほどに面白い訳がわかる。鬼太郎はヒーローというより、人間と妖怪の橋渡し役だ。妖怪でありながら人間の味方であり、妖怪エキスパートとして人間から信頼されている。人間界で有名であるらしい。まだよく読んでいないが、主に政府内の人間、その筋の人たちの中で名が通っているようだ。いつも首相か大臣が妖怪にさらわれ、無理難題をふっかけられるが、問題解決というよりは両者の落とし所を探り、何とか和解させようとする感じ。ずっと昔から日本に住んでいる不思議な生き物と、いつのまにか地上にのさばっている、人間。どうにか共存して生きていくことは出来ないものか。みたいな、もうその設定だけで面白い。またアニメとは違い鬼太郎が少々マヌケで天然っぽいのがおかしい。そして意外というかネズミ男がかなりのキーパーソンで、ことによると鬼太郎より存在感がある。アニメでもそうだったかな〜?なんかずるいやつだっただけという記憶があるが。まあ、とにかく面白かった。いやまだまだ始まったばかりだ。そしてこれから、図書館で全て借りて読むという、とても大きな楽しみができたのだ。とても嬉しい。水木しげるやっぱりすごい人。

今日はこの冬初めての灯油を買った。この前まで暑かったのに??とビックリするのだが、考えてみたらもう11月。当たりまえだ。急に寒くなった。母と共に、今日はなんかしんどい。眠い。と言い合い、寒いからだね。と安易な答えで無理やり納得した。何でもいいから理由をひねり出した方が安心するのだ。そして、クマはいいね、冬眠するから。などとクマの苦労も知らずに冬眠するということのみ羨ましがって、母は異様に早寝をした。