ジュークが来た

エスティマの代わりにジュークがやって来た。しかも赤いジュークだ。SUV!!ついにこの日が。ついに来た。決まった頃は、いやだ〜〜いやだ〜赤いスポーツカーなんて〜〜。エーンエーン。と嘆く毎日だったが、さすがに半年経つと覚悟も決まっていた。昔はうちは家族が多いから、みんなが乗れるように、ということで大きなエスティマだったわけなので、今はほぼ毎回私と母、父と母、という2人組でしか乗っていないバンなんて贅沢な話だったのだから。最近ではみんなが帰省した時のみその大きな車が役に立っていたが、やはり燃費や維持費などを考えると乗り換えて正解だったのだろう。本当は可愛い軽に変えるつもりだったのだが、上の弟が、普通車に乗って欲しい。としつこく言ってくるので、う〜ん…やっぱり維持費がね〜。と話していたら、俺の車を譲る。と言い出した訳である。なんか事故った時に丈夫な普通車の方が命が助かりやすい。みたいな感じらしい。弟の気持ちとしては。それでけっこうすんなりとはいかなかったのだけど、3度目にやっぱり俺のに乗って。と言われた時に、私がもうこれは受けなさい。といったのだ。そんなに余裕があるわけではない我が家。これ以上意地をはっても仕方がない。と思った。弟医者だし。それでジュークに乗ることになったんだけどね。決めた時の親二人ことを思い出すと本当にムカムカするわ〜。最後にはうんとも言えず、私にどうしようか、断ろうかね??みたいに言ってきたので、もうここは受けとけ。って言ったらその様にして、そのくせ2人して喜んでるんだもん。そんなら自分らで決断しろよ。みたいな。情けない〜〜。ださ。まあ、思い出しても仕方ないし、今日初対面したジュークがなかなかか可愛かったからもうよしとして今後思い出すまい。ゴツい車なんだろうな。とイメージしていたけど、そこまででもなく、なんとなく丸い感じで本当に可愛いのだ。この事実にかなり救われた。うわ〜〜これに乗るの?あーあ…。ではない。あ、これに乗るの!?いーじゃん!!ってかんじ。よかった〜ホントに。

夜に母が上の妹にメールして変えた旨を伝えたところ、なんと予想外な事に、子供のMちゃんが大泣き。『エスティマがよかった。たくさん思い出があった。自分ちの車も変わってしまったばかりなのに、おばあちゃんちの車も変わった。思い出がなくなっちゃう。悲しい〜。』って言ってたらしい。はあ〜〜情深い子だなあ。さすがに妹の子供だ。上の妹はそういうタイプの人間である。思い出とかが大好き。情が厚くていい子なんだけど、そのレベルのことを相手にも求めてくるのでたまに困った事になるんだけど。まあ、そういう情が厚いところ、ちゃんと受け継いでるんだなあ。面白いなあ。でも、その気持ち、よくわかる。グレーのエスティマと赤いスポーツカーって違いすぎるもんね。私も戸惑いまくったもん。だから、わかるよ、でもジュークも可愛くていい車だよ。って慰めのメール。そしたらすぐニコニコになって、今から特急列車に乗ってジュークを見に行きまーす!だって。さっきまでおいおい泣いていたのに。子供ってなあ…。可愛いもんだわ。