おばあちゃんとお母さん

なんかうまくいかないな最近。お母さんはなんだか軽い鬱っぽいみたい。なんでかっていうと、約2週間前のコロナ騒ぎで、上の妹と姉に電話ですごく厳しいことを言われたらしい。あの二人は激しいからねえ。。それは少し同情するけど。で、それだけならまだしも、その少し前に長い付き合いの親友を亡くしてる。その二つのことが重なって、どうやら調子を落としているみたい。言われてないけど私がなんとなくそんな気がして、聞いた。具合が悪いのかと。そしたら鬱とは認めないけど、やる気が起きない。と漏らしていた。いつもやれることのはずのやる気が出ないってちょっと鬱だよね。まあそう絶対と決めてかからなくてもいいんだけど。とにかく具合悪いなら厳しくしたりせず、優しくて笑顔でいよう、しばらくは。と昨晩思いを強くしたけど、今朝になってまた心穏やかではないことがあり、昨日の誓いは早々に破られてしまった。何でかというと、おばあちゃんが、私が去年おばあちゃんちの色々な事をしてくれて有難かったから、何か私にあげたいと言ってきたのだ。今更かい!!だよね。そしてそんなの欲しいわけない、こちらとしては。おばあちゃんが、私になにか物をあげて自分の気持ちがよくなるだけ。自己満だ。それこそ。去年の夏は悪夢と呼べるほど辛かった。父との関係がどうしようもなく悪くなり、(私が一方的にだが)一緒にいられず家を出るはめに。そして避難先のおばあちゃん宅に身を寄せ、毎日掃除やいろいろな家事に励んだが、おばあちゃんは『そんなんせんでもいいのに。』とか言うし、これをしようと思う。と言ったら『無理じゃ!!』と言われたり。ことごとく否定されるの連続だった。おばあちゃんにおかずを作っても、うまい。と無表情で言われて、あんたの方が上じゃ。ってつまらなそう〜に言ってた。ありがとう。とかじゃなくて。私は歳を取ったから、孫にも負けた。みたいなニュアンスで言う。全く褒められた気持ちがしないし、嬉しくなかった。そのほかにもがっかりすることの連続だった。それで1ヶ月ほどで実家に舞い戻ったのだ。おばあちゃんに堪えられなくて。でも実家はまだ辛かったし、妹弟一家3家族がひしめき合ってた去年の夏休み。本当〜にしんどかった。辛かった。それで秋から完璧ダウンして、その年の年末まで、そして年が明けてもずーーっと家から出ない療養生活をしていた。そうこうしてるうちにコロナが登場して、そのままコロナの自粛生活へ。だからコロナによる生活の制約はほぼなく、自然に移行した感じ。まあ時間というものは癒しになるので、絵が描けるようになったというお恵みもあり、最近はだいぶん元気になって特に問題ない生活をしていた。お父さんには年末あたりから、話しかけないで。とお願してあり、ハッキリと家庭内別居の体をとっている。そうじゃないと暮らしていけないからだ。あの父とは。

なんか脱線してしまったが要はおばあちゃんから食べ物ではない何かを受け取るなんて冗談じゃない。ということ。数日前にすでに丁寧に手紙でお断りしたのだ。気持ちだけ受け取りますと。それでもあげたいらしいと聞いたので、じゃあちょっとだけいいチョコレートをもらいます。と言った。それくらいが限度だ。そしたら今度は母に、〇〇(私)に服を買ってあげてくれ。と言われたらしい。本当にわからない人だなあ。そんなにがっかりさせられて嫌な思いした相手から服なんて貰いたいわけないじゃん。せめて食べてなくなるものだよ。そういうことがわからないから、去年みたいな無神経すぎることばかり言ったりしたりするんだろうな。病気で家から避難してきた孫に。とにかく残念なおばあちゃんだ。お母さんもなかなか同類。あの母娘は一緒になるといいことがない。関係が健康的ではない。お母さんはおばあちゃん、自分のお母さんに文句を言ったりできないし、したこともない。いい子の仮面を無意識にずーーっと被り続けてる人。見ているとわかる。とても気持ち悪い。本人たちはそれが自然で、自分たちはいい関係を築いていると思っているからまた面倒。

とにかくいろいろ考えて、妹に愚痴まじりで相談して、やっぱり服は断り、チョコだけ。にした。そのかわりに、またいつかもし私がピンチになって家から出ないといけない、みたいな状況になったら、その時は優しく受け入れてほしい。と言ってもらうことにした。これならそんなに悪い気はしないだろうと思うし、それに現実的にも姉妹の家はみな県外。何かあった時、車で10分のおばあちゃんの家は貴重な避難場所だ。それは変わらない。だからそういうふうに言って、いざという時はお世話になれるように気持ちを用意してくれてたらそれはそれでとてもありがたい話なんだ。こういうふうに考える私ってせこいかな。でも非常時に備えて自分の身は自分で守らなきゃと思ってるから許されるだろう。たぶん。