無題

私はウイルスが流行ってみんなが自粛する、ってなっても、もとからずっとカンヅメみたいな生活をしていたのであまり日常に変化がない。マスクを自作するくらい。あんまり出かけないので、一箱ちょっとあった使い捨てマスクはまだ残っている。最近は絵を描くことに目覚めてしまったので、それこそ家の中の時間が充実し、外出しないと楽しくない!という気持ちがあまりない。だから日本中で感染者が増えても、この家には無縁、という気持ちがなんとなくある。しかしうちの県でもぼつぼつ感染者が出てきたので、いつまでも無縁というわけにはいかないだろう。と言ってもやっぱり私に出来ることは自衛しかないのだが。たま〜にスーパーに行ったりドラッグストアとかに行くときはマスク、出来るだけ買うもの以外何も触らず。誰かが向こうからやってきたら顔を背けて素早くすれ違う。という感じにしている。それしかない。何ヶ月も前から何も変わっていない。

この前妹の子供とその親にもにマスクを作ったが、今度は弟の子供にも作ることになった。上の弟である、もちろん。3人兄弟の上2人は、以前同じ県に住んでいたので、私も少し親交がある。一番下の次男くんは他県に弟一家が引っ越した後に生まれたので、覚えてもらっていないんだけど。とにかく今度小4の長男くんと年長さんになる姪っ子にマスクを作ることになっていた。いつのまに。昨日姪っ子の5歳の誕生日で父母が電話をしていたのだが、なんとなくお嫁さんと母で世間話になり、マスクを作らないといけないですよね〜〜みたいに話を振られ、母は人がいいというかそういうのに弱いので、作ってあげようか、よければ。と発言し、え〜〜いいんですか〜お願いします!!みたいな流れになったらしい。で作るのは私ですよ。まあいいんだけどね。弟のお嫁さんは実家がリッチな良いとこのお嬢さんなのだが、さっぱりした人で、そういう裁縫とかをしれっと義母にお願いできちゃったりできるから、羨ましい性格の持ち主である。こちらが作ることなっても、いやな気がしない。そういうのは才能だと思う。まあマスク作るのは私にも出来る数少ない人助け。なので張り切って丁寧なの作ろうと思っている。待っててね〜。Jくん、Sちゃん。

ドラえもんシリーズの妹からのリクエスト、のび太のパパママをようやく今日描きあげた。けっこうてこずったよ。どんな構図にしようか、散々迷った。立ち姿にするか。座ってるやつか。いろいろ考えて、結果茶の間で2人でくつろいでいる様を描くことにした。私はオリジナルにこだわりたかったので、うちにあるドラえもんの古い単行本を出してきて、ちょうど良いショットを探して構図を考えた。マンガからの模写なのでもちろん藤子不二雄のタッチになる。やはり本物がいい。アニメーターの人も上手い人はいるだろうが、本物に勝るものはないよね。そういう私のこだわりでパパとママを再現した。なかなか良くできて、とても満足。妹、喜ぶかな。それにしてもなんでのび太のパパとママのイラストが欲しいのか、いまいちわからないんだけどね。まあそれはそれ。郵送で送る予定なので今回はラインでは送らず、現物を手にして初めて見てもらうようにしようと考えている。そういうの楽しいよね。開けたらどんなリアクションするかな〜って想像するの、楽しい。なんか最近の自分、いい悪いの多少の波はあるにせよ、絵が描けたり裁縫できたりって、去年よりもやれること増えてるよね。そして何であっても、必要としてもらえるのは嬉しいこと。いいこと悪いこと交互に訪れてるって感じもするけど、自分のパフォーマンスのレベルは確実に上がってきてると思う。これは本当だ。その時その時の事態を全力で向き合っていけば、きっとあとからみたら成長したなって思えるようになってるのじゃないだろうか。そうだったらいい。