無題

そろそろ家を出るときがきたのかなあ…。と感じる。

グループホームに行くということなんだけど。私は本当に行くらしい、どうやら。

家にいることが少し違和感がでてきたというか。居心地がもう前と違うんだ。ここのところあまりにも疲れすぎたから、もう前のように心地良く居られないのかな、と思ったりする。一応もう今は心は穏やかなつもり。でも、、なにか違和感。心の底から寛げていない。やっぱり、これ以上は無理だと、はっきり感じたんだろうな。今までは辛いことがあっても、寝て快復させて、だましだまし家に居続けてきたけど…。もう父母に限界を感じたんだ。今回。

仕方のないことだろう。私は病気なうえ、両親は高齢、片方は認知症。しわ寄せが来ないわけもない。体が、心が、悲鳴をあげたんだろう。実際この2ヶ月間だけで何度泣いたか。声に出して。覚えてないくらい泣いた。両親の老いは止まるはずもなく。父の認知症はどんどん進むかどうかはわからないけど、治ることはない。そこにきて私はまだ40代。どうやってこれから生きていけばいいのか。もうどうしようもない。施設に行くしかない、と悟ったんだろう。本当に辛いこと。疲れがピークに達した時は、もう人生終わりにしたい。と本気で思った。でも結局私は生きる方を選ぶ。それが偉いわけではない。けど私がそうしてしまうからそうするだけのこと。

2番目に選んだ相談支援員さんは優しい、勤勉な人だった。失礼な言い方をすれば、あたりだった。今の私の状況を詳しく聞いてくれ、一緒に悩んでくれた。ホーム行きましょう!うまく行きますよ!などと易々とは言わず、あなたは入ったほうがいいのかしら…どうでしょうね。と言ってくださって、とりあえず見学してみたらどうかしら。と言ってくださった。そして体験してみて合わないなと思ったらやめれば良いし、と。前の人と雲泥の差だ。有り難かった。私としても、家を出るのも少し勇気のいることだが、それより行った先で馴染めるか。普通の精神の人とちょっと違うような傾向のよくわからない不調、私の状態を理解してもらえるか、そのことがとても心配というか不安なんだ。そういうことも全く理解してもらえず辛い思いをするようなら、ダメかな。。という不安がいつもある。1日のあいだでも気持ちはコロコロ変わる。全然いける!早く見学行きたい!体験もしたい!って思う時もある。その気持ちになることがこのところ少し増えたかなという気もする。そうだね、だから願わくばこの気持ちを育てて、いい感じで、前向きな気持ちで見学とか行けたらいいなと思う。まだ少し体調が整わないのでもう少し時間がかかるだろうけど。

グループホームには関係ないが、最近絵本の5作目を制作中だ。5作目ともなると、やり方がだいぶん無駄が無くなったというか、いやまだまだだけど。少し行き当たりばったりというのが減ったかな。と思う。本当は行き当たりばったりなんかするのは論外だろうけど。笑 でも作画レベルは確実に上がってると思う。ていうか上がってないとおかしいし、情けないよ。絵は辛い時も出来るだけ描くようにしているし。でも、ものを制作できるんだ、自分は。絵本を作るという生きがいがあるんだ。ということは、生きる上での大きなモチベーションになってるよ。これから生きるとしても、一体何して…。ってここしばらくでしょっちゅう落ちた時に、絵本を作ればいいじゃないか。って思って耐えたことは多かった。そういう時、飛び抜けた才能ではなくとも、妹に喜んでもらえる。甥っ子姪っ子が楽しく読んでくれる。この事実は本当にありがたい事だった。これだけで、生きる理由になるんだ。私には。

なのでそういう能力を授けてくださった神様に感謝してこれから良い方向にいけるよう、ビクビクしながらもう少し頑張ろうと思う。いや頑張らないけどね。口癖だなぁ。これは。頑張らなくていいから、ノンビリしながら調子が上向いてくるのを待つよ。。