新聞の人生相談で

上野千鶴子さんが人生相談で返答していた記事が、まさに自分のことのようで、親に読んで考えてくださいと言った。努力しても報われず病気になった息子の話。高い理想を掲げ頑張りすぎた、という事だ。私も詳しくは少し違うが大まかには同じだ。今までもずっと考えていた事で、上野さんの返答はまさに真実、もう、正解です!!それです!!という感じで、母にもすぐ、読んだ?と聞き、うんと言われると、父にもぜひ読んで2人で話して欲しいとお願いした。父にはあまり期待してはいなかったのだが、よくわかった。と言っていたそうで、少しなんか安心した。

改めて心を病んでしまった人っていっぱいいるんだな、と感じた。当人からするとまず、やはり周囲が理解してくれることが一番の安心材料だ。それからできる範囲での協力。特に私は病名もわからないし、どこが辛いのかわかってもらいづらい。まずだから一番身近にいる親が深く私のことを理解してもらえると嬉しい。うちはいい意味でも悪い意味でも放任主義の親だったので、病気になってからも、どこまで関心を持って私のことを理解してくれているのか全くわからなかった。今回の新聞で私と同じような人、この場合はお母さんだったが、悩みを相談し、偉い先生がアドバイスをしてくれたのは本当によかった。