3.11の灯籠

買い置きがないと不安になる質なので、母になんやかやと買い物をしてもらっている。ネットを見ても、衛生用品類はものすごく高いか売り切れなのだ。ニュースを見すぎると興奮したり不安になったりして疲れるのであんまり見ない方がいいと思うが、やはり気になって見てしまう。うーん、いつ終わるのかな、この騒ぎは。春節が始まる前に飛行機止めとけばよかったのに…。と思っても仕方ないのよね。。

我が家が利用している生協の宅配チラシに、東日本大震災の3.11の日に行われる灯籠流しの、灯籠に使う絵、絵でなくても文字でもいいそうだが、そのイラストを募集しているという掲載があった。これは、今、私、できる!と思い、何枚か描くことにした。B5のコピー用紙に描くこと、絵でも文字でも、なんでもOKとのこと。ここのところ甥姪の絵をたくさん描いているので、できそうだ。これは、れっきとした社会活動ではないか?と思いとても嬉しい。こんな感じで少しずつ社会とふれ合っていきたいなあ。それにしても、初めて東日本大震災の被災者の人たちと灯籠流しを介してふれあうことになる。ふれあうと言っても一方的にこっちが送るだけだが、必ず見てもらえるはずだ。と言っても最初考えたとき、何を描けば…。と、気が重くなった。最近描いているこどもの絵は、お子さんを亡くした方もいるし…。とか考えたら、初めて被災者の人たちの気持ちが少しだけ、わかったというか、とんでもなく辛いことなんだと初めて認識した。そういう人が確実にこの日本国内にいるんだ。今まで募金とかはしてたかもしれないけど、これはすごくいい機会というか…。ただ絵を届けるだけだが、貴重な機会だと思った。花の絵がいいかなと思い、何枚か花の絵を描いてみた。そしたらそのうち、子どもが喜ぶかなとか思い出して、キャラクターの絵なども描いてみた。メッセージをつけて。著作権は大丈夫だろうかとビビりながら。でも印刷じゃないから、たぶん大丈夫だろうと思う。とにかく、今絵を描けるようになっただけで、私の生活はだいぶん豊かになったのを感じる。本当に嬉しい。今回のことでも少しでも被災者の方に気持ちを届けられたら。本当に嬉しいことだ。まあ絵を描けるようになったからといってこの先どうなるかはさっぱり分からないが、今は今で幸せなのでそれでいい。

今は早くウィルスが終息しますように。