健康診断(大腸)

年末は健康診断のシーズンである。

我が家ルールである。なぜそうなったのか記憶は定かではない。何年か前から、年末が健康診断ということになっている。たぶん、何年か前に健康診断を受けよう!と健康意識が高まったころ、たまたま冬にハガキで申し込んで年末になり、それからなんとなく、毎年そろそろか〜。みたいに続いてるんだと思う。

今年もスケジュールは決まっている。来週に迫ってきた。私と母は近くの公民館のようなところで受ける予定になっている。父は、今年からなくなってしまった。何故?と思ったら、75になる年なので、これから市の健診は受けられないらしい。えぇ〜〜そうなの??ビックリした。高齢になって、さあこれからガンガン病気になるよ!って感じなのに。受けられなくなるとは。。逆にジジババになれば、イヤでもなんか具合悪くなるから絶対病院行くでしょ、それで保険治療になるでしょってことかな〜。市の健診は格安だから自覚症状がなくても受けられるのがいいところなんだけど、それをジジババさんたちにやってもあんまり効率が良くないってことなんでしょうかね。と国の気持ちを推察する。

お母さんが大腸ガン検査のうんこをいつ取ればいいのかと逆算している。2回取って当日持っていくのだ。取る日が違う日であること、持っていく日の何日以内であることなど制約がある。だからうっかりしてはいられない。ちゃんと便意をもよおしたらしっかり検査キットに収めなくてはいけない。それは私も一緒である。幸い私も母も便秘ではない。だからそこまで難易度の高いミッションではない。本当にただうっかりしさえしなければいいだけだ。ちゃんとしなければ。今は便を取るのにも非常にやりやすくなっている。まず流しても大丈夫な、しっかりした紙がある。それを便器の手前の方、もしくはもう水の上でもいい。しく。その上に便をし、それはもちろん水に浸からないわけだ。それに、検査キットにある棒を使い、便をこすってつける。それだけだ。残りの便はそのまま流せる。擦り付けた棒はそのまま容器に収め提出するのである。なんという簡単で、清潔な方法であることか。考案した人に賛辞を贈りたい。便と対峙するということ以外、ほぼストレスがない。素晴らしい。みんな簡単だから、大腸ガン検査、受けましょう。などと言ってみたりしたくなる。

そういえば子供の頃、学校の検便、検尿検査の時は大変だったねと母と笑い話に。小学1年生の検便の際、母にトイレの床に新聞紙を敷かれ、この上にウンチしてね。と言われ、私は言われたとおりにその上に便をした。それがかなり大量にしてしまい、自分でも、これ、持っていくには多い…。と思ってしまった記憶がある。母は上の方だけ採取し、(当たり前だ)残りを処理するのを苦労した。というのが何かというと昔のおもしろ話として、我が家ではたびたび語られる。今日もそれで2人でゲラゲラ笑った。何回でも過去の話で笑うって…。私も年取ったなあと思うけど、楽しい話は何回でもすればいいじゃないか。何回もしているって自覚していれば、全く問題ないよね。