お父さんは認知症シリーズ

お父さんは認知症の薬を飲み出したものの、確実に少しずつ進んでいるようだ。

まだ、笑える。くらいのネタだ。そのうち笑えなくなるのかなあ。わかんないけど、かもしれないとは思っておこう。

認知症の薬は朝ご飯の後に飲むらしい。それだけは母が管理しているそうだ。その他の薬は今まで通り自分で保管して飲んでるらしい。それもすべてお母さんに託せばいいじゃないか、と思うが、そうはさせてくれないらしい。で、とにかく今朝。今日は久しぶりに仕事先の人が訪れることになっていたそうだ。朝ごはんを食べるとすぐに父は仕事の最終確認へと仕事部屋に向かった。それはいいけど、薬に気をかける余裕がない。母は、声をかけそびれたそうだ。あまりに仕事が気になっている様子もあったので、薬を飲んでから、とも言えなかったという。そして、頃合いを見て、朝のお薬…と仕事部屋に行き声をかけたそうな。すると、必死な父の返事は、『いつまでが朝なんだよ‼️』だそうである…。…。??とりあえず今飲めばそれが朝でいいじゃん??って思うけど、大変気にかかることがあるから、はい、じゃあ今のむ。って言えないらしい。父のキャラもあって、なんかその話は思い切り笑ってしまった。でもやっぱちょっとおかしいよなあ…。それでも今日の仕事先のところにはちゃんと仕事が出来ていたそうなので、本当、頑張ってるよね。えらいえらい。もう生きがいみたいな感じなんだろうなー。

後もう一つのネタは、仕事関係の何かの書類を郵送すると言って、母に宛名書きを頼んだ一件。かなり大きな封筒にこれで送るから、と言われて母は宛名を書いていた。で何を送るのかという段になり、受け取ったのはB5くらいの書面が3枚ほど。手紙サイズだ。一応、母は、聞いてみた。これは、折ったらいけないやつなの?と。すると返事は『折っていいよ。』だって。ガク。ズコー。ですよね。普通に手紙みたいに三つ折りして、フツーサイズの封筒でよかったんです。書面のサイズに合わせてふうとうを選択してたんですね。これも、まだ笑える。

これからも笑えることばっかりだったらいいのにな。出来るだけ薬だけじゃなくその他のことでも進みが遅くなるようになんとか出来ることはあるかな。