認知症のお父さんの部屋

今日の夜お母さんと寝具屋の広告を見ていて、お母さんが『パパの布団の下に敷くマットを買いたいね。』と何気なく言った。だから私は、もっとちゃんとしたの買ってあげたいよね。低反発のやつとか高反発のやつとか。って話した。で、来年喜寿じゃん!と気づいたので、来年の誕生日に、めちゃ良いマットレスをきょうだい全員で買うよ!って話した。すると自然と、母とそろそろベッド生活に移行した方がいいよね〜という話の流れに。父は昔も今でも断然布団派なのだ。そしてこれはたまに母と私の中でする話。いずれはベッドに、と。父が引退したら、仕事部屋を片付け、ベッドの部屋に。という。現在ほぼ仕事は無くなった。じゃあそろそろ「その時」なのか。と考える。しかし父は仕事をしなくともパソコンは見る。くだらないネット記事とかだろうけど。それで暇をつぶしているところがある。しかも引退したのはほんの最近だ。さらに、認知症が進んではいるが、何も分からなくなったというわけではない。それで部屋を片付ける…。のは、突然は無理だろう。という話をした。普通の人でも、仕事部屋を、仕事机を片付けてしまうというのはとても辛いはず。それが認知症進みかけのお父さんなら、尚更だ。落ち込んで、ますます進みが加速してしまいそうだ。なので、ほんの少しずつしていくのが良いのではないか、という話になった。本棚の中身を整理して、もう読まない本は処分して、少しずつ物を減らしていくことから。という感じだ。そんな話を母としていると、更にまたココの散歩もいつまで行けるかな。というようなことを言い出した。父は今朝夕と行っているが、どちらかしか行けなくなったら、どうするか。母が朝、夕は父。というふうに出来るか。そのうち私がとても回復して、そのどちらかを担えるようになるのか。。どうしても散歩要員が確保できないのであれば、悲しいけどココは新しい飼い主さんを探さなくてはいけなくなる。それは…辛い。でもそうせざるを得なくなる。というところまで話が及んでしまった。寝具店の広告見てただけなのに。笑 でもなんかすごく切なくなってしまったのだ。

最近お父さんはテレビを見る時間がかなり増えた。ように見える。別に良いけどね。でも聞くところによると、しょっちゅうチャンネルを変えていて、たまにずーーっと見てると思ったらEテレだったりするらしい。子供番組をジーと見ていた…。とか。カンベンしてくれ。。と思ったけど、こんなのはまだ序の口かもしれない。とも思う。

今日は他にもびっくりニュースがたくさんあって、疲れた〜〜。いま関係ないけど鬼滅の刃の模写を何カットか製作中だ。最近描くネタに飽きてきたので、試しに鬼滅を描いてみたら、とてもきょうだいに褒められたため、調子に乗って色々描いているのだ。ぬりえにしたい。って妹に言われたもんだから、じゃあぬりえ用に何枚か描くよ!笑 って調子こいているのだ。まあそれはそれで楽しいから問題は無い。ただお父さんの行く末と私自身の行く末が気がかりになって、寝付けなかった夜なのでした。