最近の辛いこと

お父さんが認知症だということは悲しいことに違いない。でももっと辛いのは自分が孤独だと感じる時。長年病気なのでずっと友達も連絡とってないし、兄弟はたくさんいるけど、最近本当に合わない。誰とも合わなくなってきた。

お父さんが認知症になった時はすでにコロナだった。いや厳密にいうと、コロナ前から徴候はあった。それからもうこれは間違いないとなってから病院へ行き、診断がついたのがコロナの最中。それからみんな帰ってきてないから、お父さんがどれほど進んでいるのかちゃんとみんなわかっていない。わかりたくない、知りたくない。って思うんだろう。それはわかる。みんな積極的には聞いてこない。なのでどうしても悲しい出来事があったらその時はこっちから言う感じだ。でも、大変だね、という返事もあんまりない。けっこうみんな他人事な雰囲気が漂ってんな〜って思う。それが、ものすごく孤独感を募らせる。お母さんとはもちろん共有できているけど、それも私が一人っ子ならこれで仕方ないけど、他にたくさん兄弟がいるのに、わかってくれてる人がいない。悲しい。すごく悲しい。みんなそれなりに気にかけてくれて悲しんでくれてはいるんだろうなって思う。そう思いたい。うん。。他人事タイプの兄弟はそんな感じで。他には現実を受け入れられないタイプの人もいるんだ。姉と上の妹。二人は、お父さんと電話とかして、とりあえず決定的に会話におかしいところがなければ、認知症、進んでない。と思ってしまう。断定してしまう。もっと頭使うような話題をすれば一目瞭然なのだが。もしくは会って会話してみれば。どのくらい進んでいるかわかるはずなのだが。でも二人はさほど進んでいない。と思っているのだ。ていうかそうであってほしいあまりに、そう無理やり思っているように見える。それがまたこっちには辛いのだ。最近は父の件を話題にできなくなってきたので(話が食い違ってしまうから)、あまり連絡していない。電話などで、進んでいない。などと言われると、本当に悲しくなる。だから連絡は最小限に、父とは全く関係のないことを少し、に留めている。そんな感じの毎日だ。

認知症は、病気なので進む。それは避けられないことだ。でもこの病気は性格、やる気で少しは遅らせることができる気がする。しかし、うちの父にはその能力がない。意識が低い。できることをやって、努力して…。という考え方ができる人間ではない。なので、ただ日を追うごとに進んでいく一方。それを私と母はガッカリしながら確認するわけだ。これはすごく悲しいこと。最近になると、なんでもないことでもすぐ怒るようになってきた。例えばお風呂に入らないの?とか、歯磨きした?とかお母さんが聞いても怒るらしい。それは認知症の人はよくあることなのだろうか。うちの父がアスペルガーだからなのだろうか。それはわからないけれど。とにかく誰かに聞いてほしい。ってすごく思う。本当は子供である私の兄弟が聞いてくれるもんじゃないのかなあ。って思うけど、案外そういうものでもないのかもしれない。実家にいる人だけで全部抱え込んでいくものなのかな。まあ今お母さんと私と二人いるからいいのかもしれないけどさ。でも誰にも相談も、話を聞いてもらうのもしてもらえないのは辛いな。。

はー。